浜名高校と愉快な仲間達

平成26年度末の人事異動で、浜名高校の校長を命じられました。
宮地幸子でございます。 どうぞよろしくお願いいたします。

私は、浜松市内某高校の出身で、高校教員となってからは県内４校、
管理職となってからは３校を経験しました。
専門高校も、県内有数の進学校も、毎年の定員割れが必至の高校も、
いろいろなタイプの学校に行かせていただきました。
どの学校での経験も今の私にとって本当に財産だなと思います。
どれ一つ取っても、無駄なものはなかったと、心から思えるからです。
浜名高校には、今まで一度も御縁がありませんでした。
前校長先生が定年退職されることは承知していましたし、前任校で
校長になってから３年が経っていましたので、転勤があるのは覚悟
していましたが、まさか私が浜名高校とは全く思っていませんでした。
校長の内示は、県庁の一室で２分おきに呼び出されて行われます。
私の番が来て、教育長さんから「浜名高校をお願いします。」と
言われたときには、「？？？」という思いでした。内示の後には、
時をおかず隣室で新聞提供用の写真撮影です。
（ほかの校長たちもそうなのでしょうが）
新聞に載る顔写真を見たときはビックリをそのまま引きずった情けない
顔で映っているなぁ…と思ってしまいました。
　県庁からの帰り道にジワジワと「そうなったんだ…」という思いが
湧いてきました。そして、平成27年度の入試でも定員を大幅に上回る、
地域の信頼厚い学校であること、勉強も運動もともに頑張りたいという
意欲的な生徒が多いこと、創立100年を超える伝統校であること、
等を思いました。
　こんな覚悟の遅い私ですが、学校の今について、生徒について、
いろいろな立場の方からたくさんの御意見を伺うのが仕事と思っています。
どうぞお話にいらしてください。