浜名高校2学期終業式

カテゴリー │浜名高校校長挨拶編集部


12月22日(火)に2学期終業式を行いました。
  放送にて実施した校長式辞では、コロナ禍の様々な制約の中で、感染症予防対策をとりながら、生徒たちが学習や部活動、生徒会活動等、様々な場面で真摯な姿勢や頑張りを見せてくれたことを高く評価し、お礼を述べました。また、精神科医で小説家の帚木蓬生氏の著書「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」を紹介しながら、生徒たちの努力を称え、今後のさらなる成長を呼びかけました。
  「ネガティブ・ケイパビリティ」とは、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」あるいは、「性急に証明や理由を求めずに、不確実や不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」とされるものです。イギリスのロマン主義の詩人ジョン・キ-ツや精神科医ビオンのことに触れ、帚木氏の著書を紹介したのち、生徒たちに呼びかけた内容について、以下に掲載させていただきます。

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  帚木さんの著書には、今の教育は、問題解決の能力等、ポジティブ・ケイパビリティの育成に力を入れているが、「解決できないときにその中で持ちこたえる能力」「踏ん張る力」である「ネガティブ・ケイパビリティ」の重要性をぜひ生徒に伝えてほしいことも記されています。
  今日、「ネガティブ・ケイパビリティ」の話をさせてもらったのは、確かに帚木さんの言うとおりだなあと思ったからです。能力というと何かを成し遂げる力や問題解決する力を意味しがちですが、「ネガティブ・ケイパビリティ」という、持ちこたえる力、踏ん張る力、不確かな状況に身を置いておける力もとても重要だと思ったわけです。また、私たちにとって、訳の分からないことや手の下しようのない状況は不快であり、脳も自分の知識や経験にあてはめて物事を判断したり、答えを導いたりしがち。その中で「ネガティブ・ケイパビリティ」はむしろ努力を要するとても立派な能力と思ったわけです。さらにそれは、まさに、このコロナ禍の中で、私たちに必要とされる力であり、また逆に、コロナ禍により、私たちの中で高められているはずの力でもあると考え、そのことを伝えたいとも思ったからです。
 今現在、自分の日常やあるべき姿、成績、進路、家族、友人のことなど、解決できない、あるいは、解決に時間がかかる状況にいることに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。解決する力はもちろん大事。そのための努力も大切。でも、解決すること、答えを早く出すことだけが能力ではない。解決しなくても持ちこたえていく。消極的、ネガティブに見えても、踏ん張ることができる。実はそれは立派な能力であることもぜひ、みなさんに意識してほしいと思います。
 さて、年が明けて、共通テストに臨む3年生は、不安や緊張も高まっていくことと思います。でも、それはこれまで努力してきたからこそのことです。皆さん自身が培ってきた、解決する力の「ポジティブ・ケイパビリティ」と「踏ん張る力」としての「ネガティブ・ケイパビリティ」で、ぜひ不安や緊張に打ち勝ってほしい。頑張ってほしいと思います。
  令和に入って、2回目の新年がやってきます。みなさん一人一人にとって、いい年になりますように。そして、3学期は、あっという間に時間が過ぎます。自分自身の文武両面からの「挑戦」の達成を、そして1年間の締めくくりを、みんなでしっかり頑張っていきましょう。
  みなさんの頑張りと素晴らしい年を迎えられることを願って、終業式の言葉といたします。健康で、よい年を迎えてくださいね。また3学期、元気で会いましょう。


     

    浜名高校 2学期最後のLHR

    カテゴリー │編集部


    12月22日(木) 終業式後のLHRでは通知表が生徒に渡され、担任から成績についてのアドバイスを受けていました。


     

    浜名高校 2学期 終業式

    カテゴリー │編集部


    12月22日(火) 今日で2学期は終了です。生徒会役員の認証式と終業式は、密を避けるため放送を各クラスで聞く形式で行いました。
     終業式では、校長先生の式辞では、「ネガティヴ・ケイパビリティ」(答えの出ない事態に耐える能力)に触れ、わからないものを前にして性急な解答を求めず深い理解を目指すこと等を説明されました。
     2学期は今日で終了ですが、3年生は今日の午後から共通テストに向けた勉強会等が開かれます。不確実な世相ですが、目標をしっかり見つめ頑張ってください。


     

    浜名高校 1学年 保育体験ビデオ学習

    カテゴリー │編集部


    12月17日(木) 保育体験実習の一環として、先日作った文化財を幼児が遊ぶビデオを視聴しました。本来なら作った文化財を持参して園児達と一緒に遊ぶ予定でしたが、保育園や幼稚園の先生に園児が文化財で遊んでいるところを撮影してもらいました。生徒は自分たちが作った文化財で園児が楽しく遊んでいる光景を見て、喜んでいました。また、園児が、ルールを決めたり新しい遊び方を考え出したりして、創造力が豊かなことに驚いていました。



     

    浜名高校 保健だより go for it!

    カテゴリー │編集部

    冬休みに向けて保健だよりを出しました。県内でも新型コロナウイルスの感染者が増えてきています。自分と自分の周りの人の健康を守るため感染症対策を再確認しましょう。go for it!







     

    浜名高校『いい街☆はままつ授業』

    カテゴリー │編集部


    浜松市の未来を担う皆さんへ‥
    若者のUIJターンをいかに促進するか‥地方自治体の課題であり、その対策に様々挑んでいる中、浜松市で育った若者が進学等で転出しても、また戻ってきてもらいたい、鈴木康友市長の言葉で高校生に浜松市の特徴、良さ、将来の展望を語られる『いい街☆はままつ授業』。

    2年生約370人が体育館に集合、市長から約60枚にわたるスライドに耳を傾け、後半は生徒からの質問タイム
    ・SDGsに対し浜松市はどのようなことに取り組むのか?
    ・市長が政治を目指したきっかけはいつ頃から? 等々‥。

    11月18日実施



     

    浜名高校1年生 職業調べ

    カテゴリー │編集部


    11月26日(木) LHRの時間に「総合的な学習の時間」の一環として、職業調べを行いました。進路意識を高めるために、今日はその第一歩としてどんな職業(仕事)があるか、自分が商品を手に取るまでにどんな人の仕事を経由してくるかを考えました。このあとインターネットを利用して職業や資格について調べ、冬休みには自分の付きたい職業の社会人に仕事についてのインタビューをして、職業についての知識や心構えなどを把握していく予定です。


     

    浜名高校定時制 陸上競技大会結果報告

    カテゴリー │活躍!浜名高校生編集部


    静岡県営草薙陸上競技場(11月14日)
    〇男子走り幅跳び カワベ ジサム(1年) 5m15cm  第2位
    〇男子走り高跳び カワベ ジサム(1年) 1m80cm  第2位

    1年生のカワベジサム君が入学後初めての大会に出場しました。久々の大会で緊張した様子でしたが、専門種目の走り高跳びでは自己ベストを10cmも上回る好記録を出すことができました。今後の活躍が期待されます。


     

    浜名高校ケヤキ並木

    カテゴリー │編集部


    秋も深まり、落ち葉の季節になりました。毎朝、運動部の生徒が落ち葉を集めています。気持ちのいい挨拶が朝の空気に響きます。

    旧校舎から現在の校舎に建替えが決まった時、ケヤキ並木の存続が話題となりました。
    辛うじて存続が決まり、現在も浜名高校のシンボルになっています。

    多くの生徒達を見守って来たケヤキ並木 大切にして行きたいですね